NDロードスター覚醒の兆し!?姫路シリーズ参戦記(by S谷先生)
S谷先生に勝利の参戦レポートを催促したところ、すぐに送っていただけた!
先生、ご多忙のところ早々にリクエストにお応え頂きありがとうござます。
ではでは、みなさまお楽しみ下さい(^^)/
*****これより先生からのレポート*****
NDロードスターに乗り換えて早3年経ちました。徐々にFRの乗り方が分かってきたかい、分かってないのかい、どっちなんだい的なジムカーナライフを送っているS谷です、こんにちわ。
練習会でちょっと調子が良くても、やはりJMRC近畿地区戦PN1クラスの猛者達との差は埋まらず、相も変わらずブービーライフ。とにかく走り込め、練習会があれば参加しろ、練習会がないなら試合に出て“次戦に勝る稽古なし”作戦だ、と参戦したのが姫路シリーズ第1戦でした。
結果はパイロンペナルティに泣いて2位でしたが、それでも2位は自己最高位。いろいろ得るところもありました。得たと言っても新たな発見があったわけではなく、以前から先輩諸氏から言われてきた“基本的な”セオリーがいくつか腑に落ちた、というものでした。
そして第2戦。今回は同じRT3クラスに同じWIZARDの黒兄NAもいればH垣NDもいまして。どちらも速いのでそうそう簡単には勝たせてもらえない。まあ甘い期待はせず最善を尽くして腕磨きに徹しようと肚を決め、会場入りをしました。
コースは図に示します通り。
比較的速度域の高いセクションの後にターンセクションが待っている。スラローム、定常円、サイドターンが折り込まれた、基本的なスキルの優劣が試されるシンプルだがタフなコース。コース作成者はMR2マイスターの通り名を持つ某IG氏。曰く四駆が必ずしも最速ではあり得ないコース。
慣熟走行でとりあえず深く考えずに思い切り行ってみます。アンダーが出てもたついたところ、速度が乗って気分が良かったところ、その辺を押さえて第1ヒートの作戦を練ります。作戦といっても、いかに今回の課題を盛り込んで走るか、そのイメージを作ることだけ。課題は“放り込むコーナリング”とはなんぞや。12~15パイロンの定常円2回は最重要ポイントと決めて、他も極力“放り込み”を意識して大小旋回を繰り返します。ターンは短くサイドを引いてリアが動いたらふわりとアクセルを開けて前へ転がすことを意識して。
帰ってきたらよもやよもやの1番タイム。自分では速かった実感が無いだけにちょっと困惑していましたが、黒兄のタイムは「やらかし」タイムだったので、第2ヒートで捲られる可能性があったため決して油断ができません。昼の完熟歩行も念入りに行いました。
そして第2ヒート。誰も私のタイムを超えてきません。黒兄にも0.5秒まで迫られましたがなんとか逃げ切れました。優勝の二文字が頭をよぎった瞬間、、、私の集中力が切れてしまいました。
第2ヒートは覚えているだけで3回アンダーステアが出てもたつき、必死でリカバリーしましたが結局3秒もタイムダウンしてなんとも締まりのない優勝となってしまいました。
優勝は素直に嬉しいです。でも第2ヒートできっちりタイムアップして勝ちたかった。詰めの甘さが露呈した結果でした。
しかし帰って動画を見比べて、ロガーを見て、検討した結果さらに“基本的な”セオリーが腑に落ちました。姫路シリーズの2戦は結果も去ることながら内容が意義深いものになったようです。
これだけで無双モードに入れるわけではもちろんありません。腑に落ちたことを身体で覚えてさらにその精度を上げるよう磨かなければPN1の猛者には敵いません。
やっと全集中の呼吸を覚えた程度で、柱にはまだまだ敵わない、そんな感じです。
*****以上、S谷先生レポートありがとうございました!*****
乗り換えしてからいろいろ思い悩んだり、コロナで思うように走り込めなかったり、もどかしい中でも「自分にできるベスト」を重ねて掴み取った結果かな?悔しさもあったようですが、まずはおめでとうごさいます。
車に乗ってるだけの人でなく、車を(思うように)乗りこなす人になるには壁がいっぱいある事と思います。ジムカーナという競技の「今日のコース』の攻略をするのには、行き当たりばったりでなく自分のイメージをしっかり走りで再現していかないといけない。そのイメージが走ってみたら正解じゃなくて変更しないといけない事や、勝つために自分のイメージを変えてみないといけないこともある。(ホントか?走らない私は知らんけど!)
奥深く、それゆえに止められない奥深いジムカーナですが、走り終わったあとに「あー楽しかった!」と素直に喜べる走りを再現できるよに。これからも走って下さいね(^^)
てか、鬼滅かよ!(爆)
かあちゃんは禰󠄀豆子がかわいいと思うわ。
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